【2025年最新】栃木市で粗大ごみを持ち込みする方法!捨て方や費用をわかりやすく解説

栃木市で粗大ごみを持ち込みする方法

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栃木市では、自宅まで収集に来てもらう方法や処分場への持ち込みなど、いくつかの粗大ごみ処分方法があります。本記事では、それぞれの捨て方や料金、注意点を丁寧に解説しますので、安心して粗大ごみを処分できるよう参考にしてください。
目次

栃木市で粗大ごみを持ち込みできる処分場

栃木市の粗大ごみの持ち込み

栃木市内で自分で粗大ごみを持ち込んで処分できる公共の処分場はとちぎクリーンプラザです。家庭から出た粗大ごみを直接持ち込むことができ、事前予約も不要で利用できます。

栃木市のごみ処理施設であるとちぎクリーンプラザの詳細は以下のとおりです。

施設名 とちぎクリーンプラザ(栃木市ごみ処理施設)
所在地 栃木県栃木市梓町456-32
電話番号 0282-31-2446
搬入受付時間 月曜日〜土曜日 8:30〜16:30
※日曜・祝日、および1月2日・3日は休み
処理手数料 10kgにつき250円(10kg未満切り上げ)
持ち込み時の注意事項
  • 市指定のごみ袋は不要(透明または半透明の袋に入れる)
  • 施設内では係員の指示に従い、種類ごとにごみを降ろす
  • 大型家電は事前に郵便局で家電リサイクル券を購入

とちぎクリーンプラザに直接ごみを搬入する際は、中身の見える透明または半透明の袋に入れる必要があります。大型家電(テレビ、冷蔵庫など)を持ち込む場合は、事前に郵便局で家電リサイクル券を購入しておきましょう。

栃木市の粗大ごみの捨て方

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栃木市で粗大ごみを処分する方法は主に次の3通りです。

戸別収集

戸別収集は、粗大ごみを自宅前まで収集に来てもらう方法です。栃木市では有料・事前申込制で戸別収集サービスを実施しています。利用したい場合は粗大ごみ受付専用ダイヤル(0282-31-2448)へ電話し予約を行います(受付時間:月〜金 9:00〜16:00、正午〜13:00除く)。

収集希望日の1ヶ月前までに申し込みが必要で、予約から収集日まで通常1ヶ月〜1ヶ月半ほどかかる点に注意しましょう。引っ越し前など期限がある場合は早めに連絡することをおすすめします。

申し込み時には処分したい品目の種類・サイズ・数量を伝えます。予約後の流れは次のとおりです。

STEP
納入書とシールの受取
市から「粗大ごみ収集手数料納入書」(支払い用紙)と「粗大ごみ収集シール」が郵送されてきます。
STEP
手数料の支払い
指定の金融機関窓口で収集手数料を支払い(収集日の1週間前まで)。
STEP
粗大ごみの搬出
支払い後に手元に残った収集シールを粗大ごみに貼り付け、収集日当日の朝8:30までに自宅敷地内の道路から見えやすい場所に出します。集合住宅の場合は1階の敷地内など決められた場所に出してください。
戸別収集の重要ポイント
  • 家の中からの運び出しは行わない(自分で運び出す必要あり)
  • 一度に申込できる量は45リットル袋換算で3袋分程度まで
  • 手数料は品目ごとの固定制(1,000〜4,000円程度)
  • 小型家具で1,000〜2,000円、大型家具で3,000円程度が目安

収集当日は市職員が玄関先まで回収に来ます。ただし家の中からの運び出しは行わないため、必ず自分で運び出しておく必要があります。一度に申込できる粗大ごみの量は目安として45リットル袋に換算して3袋分程度までとなっています。

なお、戸別収集の手数料(料金)は品目ごとの固定制で、品目や大きさに応じておよそ1,000〜4,000円程度です。正確な料金は申し込み時に案内されますので、事前に処分したい品物のサイズ・種類を測って伝えるとスムーズです。

持ち込み

持ち込み処分は、自分で粗大ごみを車などで運搬し、直接処理施設に持ち込む方法です。栃木市ではとちぎクリーンプラザへ自己搬入することで処分できます。

持ち込みは予約不要・有料で、搬入時に重量を測って料金を支払う重量制となっています。

  • 事前に可燃ごみ・不燃ごみなど種類別に分別
  • 受付時間内(平日土曜8:30〜16:30)に直接施設へ搬入
  • 場内で車ごと計量し、重量に応じた手数料を現金支払い

粗大ごみをあらかじめ可燃ごみ(もやすごみ)・不燃ごみ(もやさないごみ)など種類別に分別しておき、受付時間内(平日土曜8:30〜16:30)に直接施設へ搬入します。場内で車ごと計量し、廃棄物の重さに応じた手数料をその場で現金支払いします。

料金は10kgにつき250円(税込)で、10kg未満の端数は切り上げとなるため最低料金は250円です。例えば粗大ごみの合計が12kgだった場合は20kg分として500円、45kgなら50kg分として1,250円という計算になります。

比較的軽い家具や小型家電であれば戸別収集より安く済む可能性がありますが、重量のあるタンスなどは持ち込みの方が高額になるケースもあります。

注意点

とちぎクリーンプラザで受け入れ可能なのは栃木市内から出た家庭ごみに限られます。事業所の廃棄物は持ち込めません。また、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機など家電リサイクル法対象品目を持ち込む場合は、事前に郵便局で購入した家電リサイクル券を添付する必要があります。

事前の電話連絡や予約は不要ですので、自分で運搬手段がある方や早く処分したい方には持ち込み処分が便利です。

不用品回収に依頼

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不用品回収業者に依頼する方法もあります。市の戸別収集は予約から収集まで時間がかかるため、引っ越し直前などすぐに処分したい場合や、重くて自分では運び出せない大型家具がある場合には、民間の回収業者の利用が検討できます。

不用品回収業者であれば、栃木市では処理できない品目もまとめて引き取ってくれる場合が多く、分別や運び出し作業もすべて代行してもらえます。即日対応や早朝・深夜など営業時間外の対応を相談できる業者もあり、忙しい方にも便利です。

不用品回収業者のメリット
  • 市では処理できない品目も回収可能
  • 分別や運び出し作業をすべて代行
  • 即日対応や早朝・深夜の対応も相談可能
  • 家電リサイクル対象品や消火器、タイヤなども回収

依頼の際は必ず栃木市から「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ている正規の業者を選びましょう。無許可の業者に依頼すると不法投棄などトラブルのリスクがあり、違法処理された場合は排出者も責任を問われる可能性があります。

安心して依頼するために、市のホームページで公認業者の一覧を確認するか、市に問い合わせて許可業者かどうか確認するようにしてください。

栃木市で粗大ごみを出す際の料金一覧

栃木市で粗大ごみを出す際の料金一覧

MEMO

栃木市で粗大ごみを処分する際にかかる主な料金は以下のとおりです。

処分方法 料金の目安
戸別収集(市に依頼) 約1,000〜4,000円/1点(品目・サイズにより異なる)
直接持ち込み(とちぎクリーンプラザ) 250円/10kg(10kg未満は10kgに切上げ)

戸別収集は品目ごとに料金が細かく設定されています。処分する品物によって実際の手数料が変わります。申し込み時に市役所から案内される納入金額を確認してください。支払い方法は、市から郵送される納入書を使って金融機関で前払いする形になります。料金支払い後に送付される「粗大ごみ収集シール」を忘れずに受け取り、粗大ごみに貼付してください。

持ち込み処分は重量制料金で、その場で現金支払いとなります。上記のとおり10kgあたり250円なので、少量であれば安価に処分できますが、重量が増えると費用も増えます。自分の粗大ごみの量と料金を照らし合わせ、戸別収集とどちらが得か判断するとよいでしょう。

栃木市で収集していない粗大ごみ

栃木市で収集していない粗大ごみ

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栃木市では、以下のような品目は粗大ごみとして市で収集・処分できないものに指定されています。これらは通常の粗大ごみとしては出せないため、それぞれ適切な方法で処分する必要があります。
  1. 家電リサイクル法対象品目:(テレビ[ブラウン管・液晶]、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機、エアコン)市では収集しませんので、購入店や買い替え先の電器店に引き取ってもらうか、郵便局で「家電リサイクル券」を購入のうえ指定引取場所(栃木市岩舟町静和474-4の共同陸運など)へ持ち込んで処分してください。
  2. その他処理困難物(危険物や大型ごみ):農薬、ガスボンベ、消火器、ペンキ、灰、バイク、タイヤ、耐火金庫、ピアノ、石・砂・土、農機具、コンクリート片、瓦など建築廃材 ※これらは市では収集できません。新しい製品への買い替え時に販売店で引き取ってもらうか、専門の処理業者に依頼してください。処分に困る場合は栃木市クリーン推進課(0282-31-2447)に相談することもできます。
注意点

誤って粗大ごみ収集に出したり、クリーンプラザに持ち込んだりすると受け付けてもらえません。必ずそれぞれに合った処分ルートを利用しましょう。

栃木市の粗大ごみの持ち込み方法まとめ

栃木市で粗大ごみを処分するには、「戸別収集」「直接持ち込み」「許可業者に依頼」の三つの方法があります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、自力で運搬可能で早く処分したい場合はクリーンプラザへの持ち込みが便利です。

時間に余裕があり費用を抑えたい場合は戸別収集を利用すると安心でしょう。どうしても自分で運べない大型の物や急ぎの場合は、栃木市の許可業者に依頼することで自宅まで来てもらいスムーズに解決できます。

メリット

  • 戸別収集:手間が少なく安心
  • 持ち込み:軽い物なら安価で即日処分可能
  • 業者依頼:市で扱えない品目も回収可能

デメリット

  • 戸別収集:予約から1ヶ月以上かかる
  • 持ち込み:自分で運搬が必要
  • 業者依頼:費用が割高になる場合も

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いずれの方法でも、この記事で紹介した手順や注意点を踏まえて行動すれば、粗大ごみを適切に処分できるはずです。最新のルールや料金を確認し、計画的に申し込みや搬入を行ってください。

栃木市のルールに従って安全・安心に粗大ごみを処分し、快適な暮らしを保ちましょう。必要に応じて市役所や専門業者へ相談しながら、無理のない方法で粗大ごみを片付けてください。困ったときは本記事を参考に、ぜひ適切な処分にお役立てください。

この記事を書いた人

栃木での不用品回収業に8年以上従事し、年間50件以上の依頼に対応している。栃木全域の地域特性を熟知し、不用品1点から家まるごとの不用品回収まで対応。

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